九州工業大学の横野(おうの)照尚教授が30日(木)、台北駐福岡経済文化弁事処(駐福岡台湾総領事館、福岡市中央区)で、抗ウイルス効果が期待される光触媒技術の実用実験データを公表。二者を結び付けた福岡県中間市の福田健次市長も立ち会った。

光触媒は抗菌・消臭・汚れの分解・抗ウイルスなどに一定の効果があり、PayPayドームなどビルの外壁や空気清浄機など、幅広く使われているという。しかし、太陽光などの紫外線がなければ効果が激減するため、弱い光しかない室内使用には向かないことが課題だった。

横野教授はこの弱点を何とかできないかと、10年前から研究に着手。量産技術や塗布する際に使用する糊剤などさまざまな難題を乗り越え、今年4月、製品化にこぎつけた。「球体だった酸化チタン(光触媒)の粒子を棒状にすることで、従来の約4倍の物質を分解できる素材になりました」と横野教授は自信をのぞかせる。

出典元(YAHOOニュース

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